FlexPay の承認フローは、請求書の支払い前に社内の承認者による確認を挟む仕組みです。承認フローを設定すると、申請→承認→決済承認の流れで支払いを管理でき、不正な支払いや誤操作を防止できます。
特徴
- 多段階の承認ステップ — 最大 10 段階の承認ステップを設定でき、組織の承認ルールに合わせた柔軟な設計が可能です
- 決済承認 — 通常の承認ステップに加えて、最終的な支払いを承認する決済承認者を設定できます
- ロールまたはメンバーで指定 — 承認者は特定のメンバーを指名するか、ロール(権限)で指定できます。ロール指定の場合、そのロールに属するメンバーの誰かが承認を行えます
- リアルタイムのステータス追跡 — 各承認ステップの進捗を請求書支払い画面でリアルタイムに確認できます
仕組み
承認フローは、請求書支払いの承認申請時に動作します。
- 承認申請 — 申請者が請求書の内容を確認し、「承認申請する」 ボタンをクリックします
- 順次承認 — 設定した承認ステップの順番に従って、各承認者に承認依頼が届きます
- 決済承認(設定している場合)— すべての承認ステップが完了した後、決済承認者が最終承認を行います
- 承認完了 — すべての承認が完了すると、ステータスが 承認済み に変わり、データ出力や完了処理が可能になります
差し戻しの場合
承認者が内容に修正が必要と判断した場合は、差し戻しを行えます。
- 承認者が 「差し戻す」 ボタンをクリックします
- ステータスが 差戻し に変わり、「下書き」 タブに戻ります
- 申請者が内容を修正し、再度承認申請します
ステータスの流れ
承認フローに関連するステータスは以下のとおりです。
- 下書き — アップロード直後、または差し戻された状態。編集や承認申請が可能です
- 承認待ち — 承認申請後の状態。承認者の確認を待っています(「処理中」 タブ)
- 承認済み — すべての承認が完了した状態。データ出力や完了処理が可能です(「処理中」 タブ)
- 差戻し — 承認者に差し戻された状態。「下書き」 タブに戻り、修正して再申請できます
- 完了 — 業務が完了した状態(「処理済み」 タブ)
ステータスの遷移
- 下書き → 承認申請 → 承認待ち → 承認 → 承認済み → 完了 → 完了
- 承認待ち → 差し戻し → 差戻し → 修正して再申請 → 承認待ち
承認の種類
通常承認
各承認ステップで行われる標準的な承認です。承認者はステップごとに割り当てられ、順番に承認が進みます。
- 承認者はメンバー名またはロールで指定
- ロール指定の場合、そのロールを持つメンバーの誰か 1 人が承認すればステップが完了します
決済承認
最終的な支払いを承認する特別な承認です。すべての通常承認ステップが完了した後に実行されます。
- 決済承認者は特定のメンバーのみ指定できます(ロール指定不可)
- 取引責任者 または 代表者 のメンバーのみ設定可能です
- 決済承認の設定は任意です
承認者の指定方法
承認ステップの承認者は、以下の方法で指定できます。
- 「代表者、管理者または取引責任者」 — 代表者・管理者・取引責任者のいずれかのロールを持つメンバーが承認できます
- 「税理士 / 会計事務所」 — 税理士・会計事務所ロールのメンバーが承認できます
- 特定のメンバー — メンバー名を指定して、特定のユーザーを承認者に設定します
ロールで指定すると、そのロールに属するメンバーの誰かが承認を行えます。メンバーの異動や退職があっても、同じロールの他のメンバーが承認できるため柔軟に運用できます。
承認状況の確認方法
請求書支払い画面で、承認フローの進捗をリアルタイムに確認できます。
一覧画面での確認
「処理中」 タブの請求書一覧で、各請求書の承認状況が「あと○人」と表示されます。残りの承認者数が一目でわかります。
詳細画面での確認
請求書をクリックすると表示される詳細パネルの 「承認フロー」 タブで、各ステップの詳細を確認できます。
- 各ステップの承認者名とロール
- 承認の種類(承認 / 決済承認)
- 承認済みの場合は承認日時
- 未承認のステップは「未承認」と表示
ご利用条件
- 設定に必要な権限 — 管理者 権限が必要です
- 承認操作 — 承認フローで指定された承認者のみ操作可能です
承認フローの設定は任意です。1 人でご利用の場合や、承認なしで支払いを進めたい場合は設定不要です。ただし、承認フローが未設定の場合でも承認申請の操作は必要です。